Git では編集履歴を互いに送信し合うことができます。
一方で、 チームで制作を行う場合は
このように個人同士が編集履歴を送信し合うと
手元のリポジトリーに全員分の作業履歴が集まっていないかもしれないので
チーム全体の作業の進捗をひと目で確認することができません。
そのため、チームで制作を行う場合は
チームの編集履歴を 1 箇所に集めるための Git リポジトリーを
GitHub などの Web サービスであったり、サーバーに設け、
個人はそのリポジトリーとのみ編集履歴の送受信を行います。
こうすることで、 1 箇所に集まった編集履歴を見れば
チーム全体の作業の進捗が確認できるようになります。
このように、チームの編集履歴を 1 箇所に集めるためのリポジトリーを
「中央リポジトリー」と呼ぶことがあります。
また、自分の端末以外のリポジトリーを「リモートリポジトリー」と言います。
逆に、自分の端末に存在するリポジトリーは
「ローカルリポジトリー」と呼ぶことがあります。
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