Visual Studio Code を使い始めることのハードルは限りなく低いです。
プログラム開発などの高度な利用例を見て、
「自分には理解できないのではないか」と考えるのは誤解です。
そのような高度な使い方をしなくても、
まずはテキストエディターとして使う習慣を身につければよいのです。
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テキスト形式のファイルを準備しよう
まず、編集してもよいテキスト形式のファイルを用意します。
テキスト形式であれば、どんなファイルでも構いません。
めぼしいファイルが準備できない場合は、
簡単な HTML ファイルを用意しましたので、ダウンロードしてお使いください。
テキスト形式のファイルを開いてみよう
テキスト形式のファイルを右クリック → [Open with Code] をクリック
すると、Visual Studio Code が起動し、ファイルが開かれます。
ステータスバーが紫色になっていることに注意してください。
ただし、この開き方は Visual Studio Code の機能を有効に利用できません。
Visual Studio Code の機能を有効に利用するためには、
「ファイル」ではなく「フォルダー」を開きます。
フォルダーを開いてみよう
テキスト形式のファイルを含むフォルダーの空いているところで右クリック
→ [Open with Code] をクリック
すると、今度はステータスバーが青くなり、
画面左側に [EXPLORER] が表示されます。
[EXPLORER] には現在開いているフォルダーと
その中のファイルが表示されています。
[EXPLORER] でテキスト形式のファイルをクリックすると、
ファイルの内容が表示されます。
ファイルを編集して保存しよう
ファイルの内容の編集したい位置をクリックして、
キーボードで内容を編集します。
すると、[OPEN EDITORS] とタブの「×」の表示が「●」に変わります。
この「×」や「●」は、
クリックすると、開いているファイルを閉じることができます。
ただし、「●」の状態でクリックすると警告ダイアログが表示されます。
[Save] | 保存して閉じます |
[Don’t Save] | 保存せずに閉じます |
[Cancel] | 閉じる操作を取り消します |
つまり、「●」になっている状態は
まだ編集内容がファイルに保存されていないことを示しています。
ここでは、一旦 [Cancel] をクリックして、閉じる操作を取り消します。
ファイルを閉じずに保存する場合は
メニューバーの [File] → [Save] をクリック
または、 Ctrl + S
ほとんどのアプリケーションで
Ctrl + S は編集中のファイルやプロジェクトの保存に割り当てられており、
ショートカットを使えないと生産性に影響が出るので、
ファイルを保存するときはショートカットで行う習慣を付けましょう。
まとめ
さあ、これでちょっとしたテキスト形式のファイルの編集であれば
Visual Studio Code で作業できるようになりました。
今日から、テキスト形式のファイルを編集するときは
Visual Studio Code を使うようにして、習慣にしましょう。
- Visual Studio Code を開くときは、ファイルではなくフォルダーを開きます
- [EXPLORER] でファイルをクリックすると内容を表示できます
- Ctrl + S で保存できます